コンサルティング理念
– Philosophy –
「智に働けば角が立つ情に
棹(さお)させば流される」
理知だけで割り切っていると他人と衝突するし、
他人の感情を気遣っていると、
自分の足をすくわれる。
夏目漱石の小説「草枕」の
冒頭の部分にあります。
私はこれは経営者・管理職・
そしてコンサルという立場でも
同じだと考えています。
論理的にものを言えば言うほど、
なんか気に障る、入って来ない。
理屈では理解できるけど
なんか入ってこない。。。
精神論ばかりを語ると
侮られたり熱だけの人と見られる。。。
難しいですよね。
でもこのバランスだと思うのです。
情だけで経営はできませんが、
情が無ければ人は付いてきません。
企業は「人」の集合体です。
働く従業員一人一人の集まりで
企業は成り立っています。
だから「人」が付いてくる、
「人」がここで働きたいと思えるような
企業でありたいと思ってますし、
そうあって欲しいと思っています。
この「知と情のバランス」が
私が最も大事にしていることです。
論理的に分析し、
方向性を指し示し、精神論を交えながら
「人」としっかりと向き合い
クライアント様と一緒に前へと
進めて行くコンサルティングをしていきたい。
そう思って今日に至ります。
時には論理的に、時には情熱的に
コンサルティングを行うのが
私のコンサルティング理念です。